医院ブログ
口内細菌と全身疾患
6月4日(土)から10日(金)までは“歯と口の衛生週間”です。
今回は口内の細菌が全身におよぼす影響についてお話したいと思います。
口内には300種類以上、1000臆から1兆個もの細菌がすんでいます。
血液中の歯周病菌が血栓を作り脳の血管に運ばれるなどして発症します。
歯周病菌が血管に入ると炎症を起こして動脈硬化を進行させる危険があります。
敗血症
免疫力の低下により歯周病菌が増殖すると心臓、肺、腎臓、筋肉、関節などにさまざまな障害が生じます。糖尿病
肥満・メタボリックシンドローム
歯や口の調子が悪くて食べ物を良く噛まないと、満腹中枢が刺激されるまでに時間がかかり、食事量が増すため肥満を招きやすくなります。
また口内細菌が肥満の原因と関係があるとも言われています。
早産・低体重児出産
口腔機能の衰えから高齢の方は誤嚥を招きやすく、口内に細菌が多いと誤嚥性肺炎を引き起こす場合があります。
歯と口は体のすべての器官につながる最初の入り口、そこから“健康”を見直してみませんか?
当医院では歯みがき指導をはじめ、予防プログラムを多数ご用意しております。
ご来院お待ちしております。
担当 受付
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